

平地だし、一晩も駐車しているわけではないだろうし、なぜだろう。
まさか、盗難除け? そりゃないか。
ポリバケツが置いてあるから清掃中で、そのための誤発車防止だろうか。さらに、転動防止も考えられなくも無い。道路交通法で決められているなんて聞いたことが無いけれど……。もし会社独自の指示なら大したもの。調べると、ウィラー・アライアンスという企業グループ。
【追記】どうにも納得がいかずネットを探ると、「ホイールパーク式パーキングブレーキ」なる言葉に行き着いた。国交省の中期ブレーキ規制で1998年以降の新型車に装備とのこと。 要は、車輪を擦る摺動体は1つで、それを押すシリンダーが2つ付いている。1つは常用で空気を入れて作動する。もう一つは駐車用で、空気を抜くとバネの力で作動するってもの。後者をスプリングブレーキと呼んでいる。判り易い解説はブログ「中古トラック買いたい」にある。動画付。 この仕組みから容易に察しが付くのは、駐車用の空気を抜いたままで走ると摺動体が過熱して火災になること。事実先行した日野車で事故が多発したらしい。 | 温度とか空気圧を検知して警報する仕組みにしているはずとは思うけれど、どうしたんだろう。それと、強く感じるのは、メーカーの説明が皆、難しすぎること。当方のような素人にはちっとも呑み込めなかった。導入期にその辺りを抜かったんではないかな。 ところで、このブレーキを装備しているとしたら、駐車でクダンの車止めは必要ないということになる。ことによると、従前システムに対するマニュアルを単に踏襲しているだけなのだろうか。電車用とは異なるから、中々想像できない。実は「宇治川ラインのおとぎ電車」がスプリング・ブレーキだった。その話はまたいずれ。2016-08-23 |
トラックやバスなど大型車の車止めは会社の方で指導しているはずです。法的な根拠はありません。あくまでも自主規制です。
鉄道のように勾配標識があるわけではないので、その場所が水平かどうかドライバーが判断するのは困難なのと、人為的ミスや故障による転動事故を防止するため、場所や停車時間にかかわらず一律で歯止めを入れるようにしています。